10月に入りました。
インフルエンザの予防接種の季節です。
受験生は特に、インフルエンザにかかりたくないですよね。
新しい経鼻インフルエンザフルミストは、
予防効果が高いらしいんです。
気になる経鼻インフルエンザフルミストの
メリット・デメリットや副作用・注意点など調べました。
経鼻インフルエンザフルミストとは?
フルミストは鼻に噴霧するタイプの新しいインフルエンザワクチンです。
病原性の弱いウイルスをさらに低温馴化させた生ワクチンで、
鼻に噴霧することで鼻腔粘膜で増殖し免疫を得ることができます。
フルミストは、有効期限が約1年と長く、
しかも予防効果が80~90%前後と高いんです。
(有効率が高い2∼5歳の場合)
従来の注射型だと、有効期限は約4ヶ月、
予防効果は、約30%といわれているので
その差がとてもありますね。
経鼻インフルエンザフルミストメリットとデメリット
【メリット】
・鼻腔内に噴霧するため、針で刺す必要がない。
・予防効果が80-90%前後と高い。
・ワクチンと流行株が不一致でも軽症化してくれる。
・有効期間が約1年と長い。
・1度でもインフルエンザにかかったり、
インフルエンザワクチンを接種したことがある人は1回接種でOK
【デメリット】
・年齢制限がある。(2歳以上49歳まで)
・未承認ワクチンのため、健康被害が生じた場合は、
厚生労働大臣の認定する予防接種健康被害救済制度は受けられません。
接種を受けられない方
・年齢制限2歳未満、50歳以上の方は接種できません。
・気管支喘息のある方、5歳以下で1年以内に喘鳴を認めた方。
・2歳から17歳までのアスピリンを服用中の方。
・妊娠中、または妊娠の可能性がある方。
・重症卵アレルギーのある方。
・インフルエンザワクチン接種後に過敏反応、
アナフィラキシーを認めたことのある方。
・ワクチン接種後にギラン・バレー症候群を発症したことがある方。
【接種時に相談していただきたい方】
・心臓、肺、腎臓、肝臓、糖尿病、貧血や血液疾患、
嚥下障害や呼吸障害を伴う神経系、
免疫不全の重症慢性疾患をお持ちの方。
・6ヶ月未満の赤ちゃんがいるご家庭の方。
経鼻インフルエンザフルミストの費用
5000-8000円程度と幅が広いようです。
なくなり次第終了するところが多いようなので、
早めに、病院に問い合わせした方がよいですね。
経鼻インフルエンザフルミストの副作用
接種後に、軽い感冒症状を認める場合があります。
鼻炎症状は40%程度といわれています。
まれに 急性副反応が起こることがあるようです。
接種後 30分以内に、悪心・嘔気、めまい、
意識障害、全身皮膚炎を認める場合は、すぐに医師に連絡しましょう。
経鼻インフルエンザフルミストの注意点
・2-8歳でインフルエンザにかかったことがなく、
不活化ワクチンを前年接種していない方は接種回数は2回です。
・鼻風邪で鼻水か多い方、号泣して鼻水が多い子供
・鼻風邪の時も接種できない可能性があります。
・接種後の過激な運動は避けてください。
・数日間鼻咽頭分泌液にウィルスが検出されることがあるため、
スイミングは7日間避けてください。
まとめ
受験生は、体調を崩さず勉強して受験日に備えたいもの。
インフルエンザの効果が長く、予防効果が高いととても魅力的ですよね。
注射の苦手な方、受験生などはいいかもしれませんね。
だだし、「経鼻インフルエンザフルミスト」は
従来注射型とは、注意点など気をつけなければいけない事も多いですね。
メリット・デメリットを理解してから
「経鼻インフルエンザフルミスト」にするのか決めてくださいね。
まずは、健康的な生活をする事。
手洗い、うがい、十分な睡眠と、
食事内容にも気をつけてくださいね。
また、医療機関でも使われるプロ仕様の除菌剤
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