いざだるまに目入れしようと思うとどっちから目をいれたらいいの?
右目?左目?
だるまの設置場所やだるまの奉納方法はどうすればいいの?
などお伝えします。
だるまの目入れは右と左どっちから?
ダルマの目入れは、「開眼」するといいます。
魂を迎え入れるという意味がありますよ。
一般的には、先にだるまの左目(向かって右)に入れます。
なお、右目・左目というはダルマにとってのことなので、
右目なら向かって左、左目なら向かって右となります。
ただし、ダルマの目の入れ方は地域や宗派などによって異なります。
選挙の時は、最初に右目、願いが叶ったら左目のようです。
例えば、伊豆の土肥達磨寺(富士見山達磨寺)の五色だるまの場合
・商売繁昌:最初から両目
・家内安全:最初から両目
・健康祈願:最初から両目
・病気平癒:最初に右目、願いが叶ったら左目
・合格祈願:最初に右目、願いが叶ったら左目
・学業成就:最初から両目
・就職祈願:最初に右目、願いが叶ったら左目
・良縁祈願(現在の縁を保つ):最初から両目
・良縁祈願(新たな縁を祈る):最初に右目、願いが叶ったら左目
・厄除祈願:最初から両目
・選挙当選:初に右目、願いが叶ったら左目
・金運向上:最初から両目
・安産祈願:最初から両目
・交通安全:最初から両目
のように、さまざまです。
だるまを置く場所に決まりはあるの?
だるまを置く場所は、絶対の決まりは無くなりました。
というのも、昔は神棚だったようですが、今は生活様式もかわりました。
しかし、トイレの近くとか、ゴミのそばとか、不浄なもの近くはよくありません。
また、だるまの真上に階段やトイレなどがある場所も避けたほうがよいでしょう。
ご家庭では床の間・家具の上など、みんなの目に付きやすい場所におきましょう。
だるまを置く向きは、南か東の方角にお顔が向くように置きましょう。
もっとも良いのは南です。
だるまが北に向かないよう工夫してくださいね。
だるまは願いがかなったらどうする?奉納どこにするの?
だるまの有効期限は1年です。1年の間に両目が入れられたら、
翌年には今までのだるまより大きなだるまにして年々大きなだるまにしていきます。
だるまは、買ったところの「だるま納め所」に納めることが基本です。
それが無理な場合は、お近くの神社仏閣に供養料を供え、
お願いしてご供養していただくこともできます。
地元でどんど焼きなど、お正月のお飾りなどをご供養する行事がある方は、
そこでお焚き上げをしていただいても良いでしょう。
まとめ
だるまを購入するときは、お願いごとがある時です。
願いが叶うように、設置場所もきをつけるとともに、
願いがかなった後の奉納まで仕方まで、大切に扱ってくださいね。
あなたの願いが叶いますように!!
ダルマの目の入れ方(塗り方)は地域や宗派などによって異なります。
参考までに「日本三大だるま市」の一つである深大寺のだるま市の紹介です。
⇒ 深大寺のだるま市の混雑状況とだるま開眼の時間は?
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