寒くなると温かいミルクティーが恋しくなります。
簡単に分けると、カップに紅茶を注ぎミルクを入れるイングリッシュスタイルか
お鍋で煮出すインディアンスタイルかに分かれます。
今回はイングリッシュミルクティーについて。
美味しいミルクティーは紅茶が先か牛乳が先か?
その順番と割合は?牛乳によって差もある?
●ミルク(牛乳)が先で紅茶が後の理由は?その割合は?
ミルク(牛乳)を温めると臭みがでて、せっかくの紅茶の香りを台無しにしてしまいます。
紅茶とミルクですが、温めたカップに、ミルク(牛乳)を先に入れます。
その量は、カップ1/3程度(20~30CC)を目安にしてください。
ミルク(牛乳)を先に入れるのは、熱い紅茶に牛乳を入れてしまうと
たんぱく質が凝固しミルクティーに粘りが出てしまうからです。
牛乳を先に入れた方が、さっぱりとした美味しいミルクティーになります。
●ミルクティーには、どんな紅茶が適している?
・インドのアッサム、
・スリランカのウバ
・入りランスのディンブラ
・中国のキーマン
等といろいろいありますが、味とともに大切なのが色です。
ダージリンのように香りありものでもミルクティーにはできます。
ただし、香りが楽しめなくなるのでもったいない。
それと、すこし色がうすいって事がミルクティーには向かないようです。
●ミルクティーにはどんなミルク(牛乳)が適しているの?
ここで話題にしているのはイングリッシュミルクティー。
なので、牛乳は低温殺菌のノンホモジナイズト牛乳を使用します。
【ノンホモジナイズド牛乳とは?】
販売されている多くの牛乳は、牛乳を製造する段階で直径1μ以下の大きさに調整している、
これを均等化(ホモジナイズ)と呼びます。
この操作により、脂肪球は安定化し、しかも消化されやすくなる。この操作を行わないで、
生乳に使い物を製品化したものが、ノンホモナイズト牛乳です。
牛乳を放置している間に表面に濃厚なクリーム層ができます。
【殺菌法による牛乳の分類】
①低温保持殺菌法 LTLT 加熱温度 62~65°時間 30分
②高温短時間殺菌法 HTST 加熱温度 72~75°時間 15秒
③超高温殺菌法 UHT 加熱温度120~140°時間 1~3秒
●まとめ
ミルクティーは奥が深い。使う茶葉とミルクの関係まで考えてるんですね。
ノンホモジナイズド牛乳は、ちょっと高級なスーパーで売っています。
探してみてくださいね。
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